今回は人気のエロゲームである幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-について詳しく紹介しています。
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-に興味のある方は是非最後までチェックしてみて下さい。
目次
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-を購入したキッカケ
前作忠臣蔵シリーズに登場した新撰組にスポットを当てた作品であり、前作が非常に素晴らしい出来であったので幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-も引き続き購入。
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-の内容
忠臣蔵シリーズでの登場では敵側としての登場だった為、あまり良いイメージを描かれることのなかった新撰組をメインとして物語です。
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-の主人公(見田健)は転移の主人公ではなくこの時代に生きている人物として、新撰組に入隊。
新撰組自体の京での治安を守る組織として任命されるまでの話から健も新撰組の一員として史実へと進んでいく話がメインとなります。
新撰組の史実上、忠臣蔵のように目的達成をして大円団ということにはならず、時代に翻弄されつつ、繁栄と衰退までの一途を体感することとなります。
その流れにもがき続ける姿を事柄、心情共に細かく描かれており、勉強になると共にキャラの個性の強さも相まって新撰組への思い入れを一層強めることが出来ます。
名前の呼び方を主役二人はイサリン・ひじりんと砕けた呼び方で愛着を湧かしているのは今作品の魅力の一つであります。
1シーン1シーンを細かく描かれていることで今作もまた実際にこの世界に入っているかのような体感を出来る点はこのブランドの作り方の上手さを感じます。
今作では新撰組のみならず坂本龍馬や勝海舟などなど他藩の重要人物・倒幕後の中心人物となる面々も数多く出てきて、時には新撰組と対峙するなど、多くの登場人物による目まぐるしく情勢の変化を体感することとなります。
新撰組の史実だけでなく、明治政府誕生までの歴史勉強にも役立つ展開満載となっています。
赤穂浪士や長州藩の中心メンバーだった桂や高杉は今作では出番なく、あらすじとして名前に出てくる程度ですが、前作でイベントシーンとしてあった小倉決戦での新撰組敗走後は倒幕へと進んでいくとともに新撰組も京から追われ、隊が一気に衰退。
いよいよ近藤が投降することを覚悟を決意したところから、メイン4人との個別ルートに展開されていきます。
史実上、土方か斎藤がメンバー4人の中では生き延びたこともあり、新撰組後の生き抜いた人生を余すことなく体感していくこととなります。
勉強になるとともに生き抜いた史実を事細かに描かれた物語で非常にスッキリする完結となっていますのでぜひおススメしたいルートとなっています。
沖田は史実通り病気を患ってしまっているため、2人と比べると非常に短くまとまっていますが、短くても濃密で熱い展開が待っていますのでスッキリする終わり方となっています。
近藤は史実とは少し違うifあるいは諸説の一部とした少し希望を残したシナリオになりますが、こちらも同様に史実を踏まえた上で納得できる仕上がりとなっています。
アナザーストーリーとして山南、藤堂、永倉の3ルートも用意されており、山南は物語途中で切腹してしまう史実の為、ifも加えつつも他藩の視点から幕末から明治政府誕生までの流れを味わうことが出来ます。
主要4人以外でメインヒロインとなる展開もさることながら、しっかりと史実の別考察も出来る作りとなっていてクオリティは非常に高いです。
アナザーストーリーもクリアをすると、トゥルーエンドの話が追加となります。
主人公の健の隠された秘密、新撰組に入るきっかけとなった伏線が明らかとなるストーリーとなります。
忠臣蔵と違いどうしても大円団の終わり方が難しい中において、上手く史実を外れすぎない程度になおかつ次につながる終わり方として納得できる展開になっています。
この上手い繋ぎ方の発想力にはスタッフの力技、歴史の知識を上手く生かした内容だと感じました。
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-の悪いところ
新撰組の末路も史実通りに進むので、致し方ない部分ですが、忠臣蔵のような隊としての大円団はありません。
悪役も徹底しているの気分悪いキャラクターもしっかり多いです。
近藤勇は例外ですが、他のメインもほぼ史実通りの個別ルートとなるため、土方や斉藤と沖田で比べると話のボリュームに差が出てしまっている点はあります。
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-の良いところ
新撰組、幕末の流れを知ることが出来る。忠臣蔵以上にコミカルな表現が多く、キャラの親しみやすさはより大きいです。
メイン以外の3キャラクターにも外伝が入っているので、攻略できるキャラは多いです。
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-はどんな人にオススメ?
歴史物好き・女体化に抵抗の無い方には幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-がオススメです。
まとめ
以上が幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-歴史好きに超オススメのエロゲー!でした。
忠臣蔵シリーズに続いての幕末、新撰組の史実をなぞられたストーリーで、結成から全盛期、衰退と新撰組のすべてを体感出来る作りこまれたシナリオはさすがの一言です。
幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-は戦乱の歴史に巻き込まれつつも奔走する新撰組の姿に一員として体感しているような世界観は忠臣蔵シリーズと変わりなく、非常に楽しめる出来となっています。
ぜひ是非皆さん幕末尽忠報国烈士伝-MIBURO-で楽しんで下さいね。